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9.よい弁護士を探す

 

 懇意な弁護士がいるとか、会社に顧問弁護士がいるとか、すぐに相談できる弁護士が身近にいるという方はあまり多くないでしょう。予期もせず遭遇してしまった交通事故について、弁護士に相談するにはどうしたらよいのか、被害者の自分を支えてくれる弁護士はどうやって探すのか。途方に暮れるのが普通だと思われます。

 交通事故の相談をしたいと思っても、加害者が締結している保険会社の顧問弁護士(契約弁護士)には、依頼できません。そのような関係を承知で事件を受任することは弁護士の倫理に反するとされているのです。弁護士の数が多くない地方では、依頼できる弁護士が限られるという問題が生じているようです。

 とりあえずはご当地の都道府県の弁護士会(各府県に一つずつある。北海道は札幌、函館、旭川、釧路の4地方にそれぞれ弁護士会があり、東京には東京、第一東京、第二東京の3弁護士会がある。また、各会に支部などもある。)に連絡をとり、法律相談に行くことです。市役所などの生活法律相談に行くのもよいでしょう。

 自分を支えてくれるよい弁護士の探し方はと問われると、私も(自身の反省を含め)頭をかかえます。「支える」といい「よい」といい、判断の基準がはっきりしませんし、「そり」や「うま」ということもあって、この弁護士はよし、この弁護士はだめ、などとあらかじめ言うのは容易ではありません。

 「交通事故の弁護経験が豊富な人を」という言葉をよく聞きます。経験は少ないよりは多い方がよいでしょうが、それも決定的な条件や基準ではありません。事件の一つひとつに違いがあり、交通事故事件の経験が多いことは、その事件の弁護人を決める決定的な要素でもないのです。

 強いて言えば、親切に話を聞いてくれる弁護士を選ぶという月並みな言い方になるでしょう。現場に行ってみようとか、同乗者の話を聞いてみようとか、実践的・行動的な方針を提起してくれる弁護士は評価できます。私が当事者からお聞きする不満は、話を丁寧に聞いてくれないとか、真相究明に意欲的でないとか、現場に行ってくれないとか、基本的なご不満がほとんどで、難しい交通法の知識を備えていないとか、事故に関する科学的知識が足りないなどという批判は聞いたことがほとんどありません。

 できれば複数の弁護士に会って、その中から依頼する方を決めることをお薦めしたいと思います。

 いずれにしても、交通事故の損害賠償請求は、弁護士への相談や依頼をすることがとても大切だと思います。相談だけでも費用がかかりますし、交渉や訴訟の代理を頼めば着手金や報酬金など相応の弁護料がかかりますが、事件に関して的確な見通しを立てたり、交渉を進めたりする上で、弁護士は決定的に強い力を発揮します。

 弁護士への依頼の必要性は、とりわけ交通事故の補償交渉では決定的に重要です。その背景には、本人が請求した時には保険会社が低い補償金額しか提示せず(多くのケースでは、被害者はいくら請求すればいいのかわからないまま、保険会社が示す金額を受け取って終わりにしています。)、弁護士が登場すると相応の提示金額を示すとか、裁判事件になると支払い金額をさらに何割も増やすという「慣行」があります。「保険会社補償相場」と「裁判所補償相場」の間に不当・不合理な格差があるのです。

 私は、保険会社は、本人が何もわからないまま請求してくれることで、現在の企業利益を確保しているとさえ思っています。

 保険会社はもっとフェアな態度をとるべきですし、裁判所はもっと保険会社に厳しい姿勢をとるべきですが、現状が変わらない限り、弁護士への相談や、弁護士への交渉や訴訟の委任は必須でしょう。 弁護士は交通事故の被害者の強い味方であり、保険会社にとっては手強い相手です

 

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